サビキで釣れる魚の種類はこれ!春夏秋冬やタナ(深さ)での違い

サビキで釣れる魚の種類ー堤防版!春夏秋冬やタナ(深さ)での違い 豆知識

サビキは複数の針の仕掛けで釣るので
一度に2匹以上釣れたりする
面白い釣り方ですよね。

私が一番大好きな釣り方です。

そんなサビキで釣れる魚は
堤防(波止)で投げないで釣るときは
ある程度決まっています。

釣りたい魚はサビキで釣れるのか?

そこで今回はサビキで釣れる魚と時期を
ご紹介します。

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サビキで釣れる魚の種類は?夏秋春冬

サビキで釣れる魚といえばこの魚
といわれるほど知られている魚は、
アジ、イワシ、サバ。

私も何度もサビキ釣りをしましたが、
サビキで魚が釣れるときは
この3種類の魚のうち1種類は釣れます。

そして、春、夏、秋と長い時期に
釣れる魚でもあります。

ただし、海水の水温が低い時期は釣れません。
春と秋は水温が高めの時期だけになります。

また、イワシは漁港の港内など
釣り場を限定すれば水温が低めの春、秋や
冬も釣れることがあります。

サビキでイワシの時期は夏秋春冬

堤防(波止)のサビキで釣れる魚といえば
真っ先に思いつくのがイワシ。

イワシには小さくて口がバコッと開く
カタクチイワシとスーパーで見かける
マイワシとウルメイワシが釣れます。

サビキで釣れるイワシは、
サビキで爆釣れするオンシーズンの
海水の温度が高くなる夏と秋に
よく釣れます。

6月7月8月9月ですね。

しかし、海水の温度が低い春や秋、
外も海も寒くて冷たい冬にも
イワシが釣れることがあるのです。

4月5月や10月11月12月も。

この画像は11月中旬の漁港内の釣り場。

ほどほどの寒さで周辺の釣り場や、
この漁港の沖向きベランダではサビキで
魚はほとんど釣れていませんでした。

しかし、この漁港内だけは
カタクチイワシが群れていて
釣れまくっていたのです。

そのことを知っている釣り人で
この釣りポイントは混雑しています。

このように海の水温が下がる時期でも
サビキで釣れる場所はあるので
調べて場所を知ることが大事ですね。

サビキで釣れる魚の種類は?夏秋(寒くなる前)

サビキでアジの時期は夏秋

淡輪漁港でサビキでアジ

サビキでアジを釣るとき、
人気の釣り場は堤防(波止)での釣り。

足場が安定しているので、
初心者も安心して楽しめるのがいいところ。

また、アジは唐揚げや南蛮漬けなど
魚の料理のなかでも美味しい魚なので
サビキでのアジ釣りは大人気です。

堤防(波止)でのサビキ釣りでは、
アジは6月から10月下旬がシーズン。

なかでも7月8月9月の暑い時期は
入れ食いも期待できます。

一方、春でも3月4月はまだ寒く、
5月でやっとちらほらアジを見かける感じ。

同じく秋でも10月下旬になると
堤防(波止)でのサビキ釣りでは
あまり釣れないですね。

関西の大阪、明石周辺だと、

5月中旬ごろから豆アジが釣れはじめ、
小さいアジと段々と大きくなり、
10月下旬に20cm弱くらいのアジを見かけたら
あとは釣れなくなっていく

という流れになります。

サビキで入れ食いが楽しめるか
の私なりの目印としては、
昼間にサビキで釣れること。

サビキで釣果がいまいちになると
昼間はサビキでは釣れず、
朝マズメや夕マズメのみとなります。

なお、堤防(波止)でのサビキでは
釣れなくなってしまっても、
テトラ帯からや沖に向かって投げて釣る
投げサビキだと釣れる場合もあります。

沖に向かって投げて釣るなら、
深めのタナにいる大きめのアジを
狙うことができますよ。

サビキでサバの時期は夏秋

泉佐野食品コンビナートのサビキでサバ

サビキで釣れる魚といえばサバ。
堤防(波止)で釣るサバは小さいサバですが
引きが強いので面白いですよね。

そんなサバがサビキで釣れる時期は
水温が上昇して暑い夏。

7月8月9月が釣れます。

サバが堤防(波止)に回遊してくるとき
アジよりもタナ(深さ)が浅めを狙います。

サビキ釣りではアジ狙いが多いため
サバは邪魔だと思われがちですね。

サバを狙うならサビキの仕掛けの長さを
短めにして様子を見るのがおすすめです。

夏に釣れる小さいサバも秋が深まる頃には
大サバと呼ばれる大きさになります。

サビキの針の大きさでは
大サバが釣れることはまずありません。

と思っていたのですが、

11月に大サバを釣ってしまいました。

大蔵海岸で青物はサバ

サビキの竿がしなり、道糸が
切れてしまいそうなほどの引きで
釣れたときは大きくてびっくり。

大きさは25cmくらいでしょうか。

このようにサバは水温が高い夏や
秋の始めくらいまで釣れます。

秋の終わりくらいになると
大サバと呼ばれる大きさになるので
投げ釣りなどで狙う魚になります。

サビキでスズメダイの時期は夏秋

外道のエサ取りの黒い魚として
人気のないスズメダイ。
↓ ↓ ↓ ↓
サビキで黒い魚が釣れたらこの魚!食べれる?釣れないはずの危ない魚?

しかし、サビキ釣りをすると
少なからず見かけることになります。

ちなみに私は持ち帰って
実際に料理して食べたら美味しかったので
釣れたときは毎回持ち帰っています。
↓ ↓ ↓ ↓
スズメダイがサビキで釣れたけど食べれる?捌き方と美味しい食べ方は?

むしろサビキでスズメダイも狙いたい。

そんなスズメダイは、サビキで釣れる
アジやイワシ、サバと同じ時期に
釣ることができます。

海水の水温が上昇する夏と秋ですね。

スズメダイは海面を見ると
深さが浅いタナにいるので
黒い魚影がよく見えます。

そして群れているのに思ったほど
釣れない魚でもあります。

サビキでサンバソウ(イシダイの幼魚)の時期は夏秋

熱帯魚のようにかわいいシマシマの魚は
イシダイの幼魚のサンバソウ。

イシダイは水温が上昇する初夏に向けて
産卵の時期を迎えます。

このサンバソウの画像は8月末に
サビキで釣ったもの。

そのときは10cm前後の小さいサンバソウが
よく釣れました。

でも、実はサンバソウを釣ったのは
このときが初めてだったのです。

小さくてシマシマのサンバソウが
釣れたときはテンション爆上がり。

やはり見た目がかわいい魚というのは
目と心の保養になりますね。

ちなみにサンバソウを釣った場所は
淡路島の翼港。

大阪の貝塚人工島やその周辺、
明石海峡周辺と釣りに行きますが
サンバソウは釣ったことがありません。

サンバソウはアジやイワシの釣れる
釣り場ならどこでも釣れる
というわけではなさそうです。

サビキで小さめのサンバソウを狙うなら、
サンバソウの釣果情報を調べてから
釣り場を決めるのがおすすめです。

また、8月末に釣れたサンバソウは
10cm前後だったことから、
7月末以降に釣れる魚ともいえますね。

8月9月が狙い目です。

サビキでウリボウ(シマイサギの幼魚)の時期は夏秋

サビキの外道で知られるウリボウは
水温が上昇した夏と秋の始めに
サビキでよく釣れる魚の一つ。

そんなウリボウなのに、
私は一度も釣ったことがなかったのです。

今年、やっとウリボウが釣れました。

しかし、イサキの幼魚のウリボウは
釣れるときは爆釣れすると聞きましたが
今回は2匹だけ。

サンバソウもそうですが、ウリボウも
釣れる釣り場が限られるのかもしれません。

また、サビキで8月末に釣れたウリボウは
大きさが5cmとかなり小さい。

これだけ小さいと魚を捌くのは
至難の業になります。

イサキは美味しい魚で知られているので
イサキの幼魚であるウリボウも
白身の魚で美味しいはず。

あまりに小さいので内臓だけ取ってから
煮付けにして食べました。

小さいウリボウにも関わらず
もっと食べたくなる美味しさ。

もう少し大きめのウリボウが釣れると
釣った魚を食べるが楽しみな私を
満足させてくれるはずです。

ぜひ、サビキで大きめのウリボウを
狙いたいと思います。

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コノシロ

貝塚人工島プールでサビキでコノシロ(コハダ)

サビキで時々釣れる魚のコノシロ。

寿司ネタで知られるコハダの子どもが
コノシロです。

画像のコノシロが釣れたのは
7月末の朝マズメの時間帯。

堤防(波止)の壁近くでサビキにしては
深めのポイントで釣りました。

20cmくらいとサビキで釣れる魚
としては大きめな魚なので、
釣るのも手ごたえがあって楽しいです。

そんなコノシロは、サビキでよくある
一度に数匹釣れるような魚ではなく、
一匹で釣れる魚という感じ。

アジやイワシのように群れている
というほどはいないようです。

サビキでボラが釣れる!?

ボラは、釣りでボラの当たりがあると
困ったと思う人が多い魚。

ボラは40cm以上あるような魚でも
サビキで釣れてしまうのです。

数匹から10匹くらいで
比較的浅めの海中を悠々と
泳いでいる姿をよく見かけます。

そんなボラがサビキで釣れてしまったら、
竿が折れる可能性もあるので、
釣り上げるのは難しい。

タモ(網)でボラをすくって
釣り上げるようにします。

タモがないときは、サビキの仕掛けを
切ってしまう方がよさそうです。

そんなボラですが、釣り上げて
すぐに血抜きをしておけば、
美味しく食べられる魚ですよ。

サビキで釣れない魚(たまに釣れる)

サビキで釣れるとは聞くけれど
実際には釣れないといえるほど
めったに釣れない魚をご紹介します。

サビキで釣れない魚はチャリコ(タイの稚魚)

アジュール舞子でチャリコ(タイの稚魚)

チャリコは夏に入れ食いで釣れる魚で
エサ取りとして人気のない魚の一つ。

それならいっぱい釣れそう

と思うかもしれません。

しかし、実際にチャリコが釣れまくる場所で
サビキで釣ってみたところ
一匹もつれませんでした。

このように、チャリコはサビキで狙う魚
としてはおすすめできません。

では、どの釣り方なら釣れるのか。

それは・・・

胴付き仕掛けで餌は青イソメ。

チャリコは海の深めのタナにいるので
海底を狙う胴付き仕掛けで釣ります。

エサはオキアミやサバ、青イソメなど
いろいろ試しましたが、
圧倒的に青イソメでよく釣れます。

堤防(波止)での胴付き仕掛けでは、
7cm前後のチャリコしか釣れません。

でも小さいチャリコはタイの幼魚なので
出汁としても美味しい。

ぜひ、持ち帰って食べたい魚です。
↓ ↓ ↓ ↓
チャリコの食べ方はこの料理!鯛めしor唐揚げor煮付けor味噌汁?

もし、チャリコの大物?を狙うなら、
投げないサビキや胴付き仕掛けで
狙うポイントではなく、
沖に向かって投げ釣りなどがおすすめです。

サビキで釣れない魚はベラ

画像の2つの魚は見た目違いますが
どちらもベラの仲間です。

カラフルなベラはキュウセンベラとして
名前まで知られています。

そんなベラはサビキで釣れるか
というと・・・

ほとんど釣れません。

サビキ釣りが好きな私は
これまで一度も釣ったことがありません。

ベラは堤防(波止)の足元の壁や
海底あたりにいることが多い魚。

もし、ベラを釣りたいなら、
サビキ釣りではなく胴付き仕掛けか、
ちょい投げで釣るのがおすすめです。

エサは青虫の青イソメがよく釣れます。

サビキで釣れない魚はカワハギ

おちょぼ口がかわいいカワハギは
サビキで釣れる魚という話があります。

でも、私の経験ではほとんど釣れません。

というのも、カワハギは
エサという針を食べる前に
エサをツンツンと少しずつ食べるのです。

サビキの針は疑似餌なので
本物のエサがついていません。

また、アミエビをつけたとしても、
カワハギのツンツン攻撃に耐えるエサ
である必要があるのです。

アミエビもオキアミも水につけると
取れやすくなりますよね。

この点からカワハギをつるのに
サビキはおすすめできません。

実際、カワハギが釣れている場所で
サビキ釣りともう一つの方法の釣りで
釣ってみたところ、
サビキでは一匹も釣れませんでした。

では、カワハギを釣るなら
サビキ以外で釣るおすすめの方法は何か。

それは・・・

胴付き仕掛け。

それもエサは青虫の青イソメ。

青イソメならカワハギのツンツン攻撃を
カワハギがエサを食べるまで耐えれますよ。

私はカワハギを釣るときは
胴付き仕掛けでエサは青イソメ。

実際に何度も釣ったことがあります。
カワハギ釣りは面白いのでおすすめです。

サビキで釣れない魚はグレ(コッパグレ)

黒っぽい魚のグレは、
堤防(波止)の壁近くでは
小さいグレが釣れます。

時期は海水の温度が上がる夏と秋。

実は、サビキで小さいグレが釣れる
という話があるのですが、
私の経験ではほとんど釣れません。

ではどうやって釣るのかというと
胴付き仕掛けで釣ります。

実際、画像のグレもそうですが、
胴付き仕掛けでは釣果があります。

サビキの仕掛けはウキの位置によりますが
海の底近くにいる魚は狙いません。

アジやイワシ、サバなどの
サビキで狙う魚は海底近くではなく
中段から少し上くらいの深さで
回遊することが多いので。

しかし、グレは海の底近くにいるので
胴付き仕掛けの方が釣れやすい。

また、サビキは針は疑似餌なので
エサを使う胴付き仕掛けの方が
釣れやすいのでしょう。

サビキで釣れない魚はバリコ(アイゴの幼魚)

バリコは外道で釣りたくない魚
として知られている魚。

なんといっても、毒があるので
背びれと腹びれで手を指さないように
扱う必要があります。

毒がある魚ってやっかいですよね。

バリコは食べられるようですが、
毒があるので料理するのも
手間がかかってしまいます。

また、バリコはサビキで釣れる
という話もあるようですが、
あまり見かけません。

私は胴付き仕掛けでバリコを1回
釣ったことがあるのみです。

バリコを狙ってのサビキ釣りは、
私の経験ではおすすめしません。

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サビキで釣れる魚の種類の春夏秋冬まとめ

サビキで釣れる魚の種類と時期について
ご紹介しました。

サビキ釣りは王道である
アジ、サバ、イワシ以外にも
いろんな魚が釣れます。

とはいえ、堤防(波止)のサビキ釣りは
アジ、サバ、イワシが一番釣れます。

もし、それ以外の魚が釣りたいときは
釣りたい魚が一番釣れるだろう方法を
選んで釣りましょう。

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