サビキはパン粉のみで釣れる?アミエビとの比較と釣り方をご紹介

サビキの釣り場の選択と変更 豆知識

サビキで釣りをする時は、エサにアミエビを使います。

でも、アミエビは買うタイミングやニオイなど、扱いがなかなか厄介なエサなのです。

あるとき、サビキの餌としてパン粉が使えるという話を耳にしました。

サビキのエサにパン粉が使えたらいろんな意味で便利ですね。

しかし、サビキは本当にパン粉を餌にしてくれるのでしょうか。

そこで今回は、実際にパン粉でサビキ釣りを試した結果と、パン粉での釣り方についてご紹介します。

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サビキはパン粉のみで釣れる?

サビキはパン粉のみで釣れる?

サビキ釣りではサビキカゴに入れる撒き餌が必要になります。

一般的には、サビキカゴには小さなアミエビを入れますが、その代わりにパン粉が使えるらしい。

もし、パン粉でアジやイワシなどの魚が釣れるとなれば最高です。

もちろん、サビキ釣り好きな私としては、パン粉でサビキ釣りを試してみました。

その結果は・・・

パン粉でもサビキでアジが釣れました。

これには本当にびっくりです。

パン粉で魚が釣れるなら、早朝に釣り場近くの釣具屋で冷凍アミエビを買いに行ったり、チューブ入りのアミエビを買う必要がありません。

冷凍アミエビを入れるサビキ用の吸い込みバケツも持っていく必要なし。

これなら、電車などの交通機関を使って釣りに行くときや、釣具屋に寄れないときなどにはとても重宝しますよね。

でも、パン粉でアジが釣れましたが、アミエビと比べると釣果に違いはあるのでしょうか。

サビキはパン粉とアミエビならどちらが釣れる?

サビキはパン粉とアミエビならどちらが釣れる?

サビキでパン粉を使うときは、そのままだとパラパラなので水分を含ませて使います。

そうすると、パン粉とアミエビをエサとするパターンは3つ。

  • パン粉+水
  • パン粉+アミエビの汁(水分)
  • アミエビ

アミエビは、パン粉と違って魚にとって気になる匂いや風味を持つとすると、パン粉にアミエビ風味の汁を混ぜると釣果がアップしそうですね。

このそれぞれのパターンについてサビキ釣りを試してみました。

その結果は・・・

どのパターンでも釣れましたし、釣りの手ごたえには、目立った違いはありませんでした。

とはいえ、実際は釣り場の状況や魚の好みによって左右されます。

そこで、ネットでも体験談を調べてみたところ、パン粉よりもアミエビの方が釣れるという意見がちらほらありました。

釣り場にはアミエビでサビキ釣りをしている人々がいるので、私がパン粉を使ったとしても、海の中はアミエビで満たされているということも考えられます。

また、サビキ釣りでは、魚が集まっている場合はエサなしでも釣れることも。

まとめると、サビキはパン粉だけで十分な場合もあります。

しかし、釣果がイマイチのときは、アミエビの香りが魚を引き寄せやすい状況かもしれないので、アミエビを使用したほうが効果的かもしれません。

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サビキでパン粉だけで釣る方法

サビキでパン粉だけで釣る方法

サビキ釣りのエサとして、アミエビだけでなくパン粉も使えるというのはとても便利です。

でも、パン粉は食パンを乾燥して粉にしているのでパラパラしています。

そのままサビキカゴに入れて釣ろうとすると、パン粉が海の中に入る前に散ってしまいます。

だから、まずは、パン粉に水分を含ませて団子のように軽くまとめて固めます。

団子状のパン粉をサビキカゴに入れましょう。

あとは、いつものようにサビキで釣りをするだけ。

私が実際に試したときには、スズメダイや小魚が海面近くを泳いでいました。

そこに、パン粉だけをサビキカゴに入れて投入してみると、魚たちがパン粉の誘惑に引かれて集まってきました。

よく考えれば、池の鯉にパンをちぎってエサを与えることもあるので、パンは魚にとっては美味しいものかもしれませんね。

でも、狙いは、海面近くを泳ぐ小魚ではなくて、その下にいるだろうイワシとアジ。

エサ取りの魚をくぐり抜けるようにサビキ仕掛けを海底に向けて落とします。

すると、小アジが釣れました。

これでパン粉だけでもアジが釣れることが確認できました。

ちなみに、パン粉には細かいのと粗いものがありますが、粗目の方が水分を含ませて団子にしやすかったです。

また、実際に使用したのは、料理で愛用している業務スーパーの安い粗目のパン粉です。

サビキをパン粉のみでもできるメリット

サビキをパン粉のみでもできるメリット

パン粉のみを使用したサビキ釣りのメリットがいくつか浮かび上がりました。

サビキのパン粉は経済的

パン粉は非常にリーズナブルな価格で入手できます。アミエビに比べてコストが格段に低く、サビキ釣りを好む釣り人にとって予算を抑えながら楽しむことができる点が魅力です。

サビキのパン粉はにおわない

アミエビは生のエサであるためそのニオイはかなり強烈です。車内でアミエビのニオイが漏れると泣きたくなってしまうほど。

また、アミエビをサビキカゴに入れるときや釣り場に持っていくときなどに手や服が汚れることがあります。これは本当に困ってしまいます。

一方、パン粉は気になるニオイもなく、水を加えて団子を作るときもいやなニオイが発生しません。

パン粉が手や服についたとしても簡単に汚れは落ちるし、いやなニオイを残すことありません。

サビキのパン粉はエサ持ちがいい

サビキのパン粉はエサ持ちがいい

アミエビをサビキカゴに入れてから海中に投入すると、カゴからアミエビが飛び出して周辺に広がります。撒き餌にはなりますがすぐになくなってしまいます。

一方、パン粉は水を含むと粘り気があるので、エサとしてサビキカゴの中に残りやすいようです。

パン粉はアミエビに比べて安いうえにエサ持ちもいいとなるとコスパの点でもいいですね。

サビキのパン粉は保存が簡単

アミエビは冷凍ブロックで販売されているので一度融かすと、使い切りになります。

アミエビが余ってしまったときは、海中に撒いてしまうことも。

一方、パン粉はしっかりと密封しておけば、数ヶ月間保存が可能です。車や釣り道具と一緒に保存など、保存の場所にとらわれないのも便利です。

サビキのパン粉は料理に使える

パン粉は釣りのエサではなく料理の素材ですよね。

パン粉はアジのフライやハンバーグなど、いろんな料理に引っ張りだこの素材です。

だから、サビキ釣りでパン粉が余ってしまっても、次に釣りに行くときまで保管することなく、料理で使ってしまうこともできます。

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サビキはパン粉のみで釣れる?まとめ

サビキ釣りでパン粉を使えると、コスト面や手間、臭いの点でもアミエビなどの生餌に比べてとても便利で重宝します。

実際にサビキはパン粉だけでも釣れましたが、釣り場に魚が存在するかや魚の状態や好みにも釣果は影響します。

サビキでは、パン粉のみにこだわらずに、釣りの状況に応じてアミエビなど他のエサと組み合わせて使用するのがおすすめです。

サビキ釣りでは、パン粉も活用して楽しみましょう。

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