カゴ釣りと投げサビキの違いはこれ!遠投カゴ釣りとの違いも

カゴ釣りと投げサビキの違いはこれ!遠投カゴ釣りとの違いも 豆知識

釣り場にいくといろんな方法の釣りで
楽しむ人を多く見かけます。

その方法のなかでも、投げる釣り方で
カゴ釣りと投げサビキがあるのですが、
どちらもカゴを使うので違いがよく分かりません。

釣りに行くときはどの仕掛けで釣るか悩むので
その判断のきっかけがあると便利ですよね。

そこで今回はカゴ釣りと投げサビキ、
投げサビキと遠投カゴ釣りの違いから
どの仕掛けを選べばいいかを判断するポイントを
ご紹介します。

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カゴ釣りと投げサビキの違い

カゴ釣りと投げサビキの仕掛けの違い

カゴ釣りの仕掛け

カゴ釣りの仕掛け

投げサビキの仕掛け

投げサビキの仕掛け

カゴ釣りと投げサビキの仕掛けを比べてみると、
一目でこれは違うというところがあります。

それは釣り針の数と餌。

カゴ釣りの針は1つで餌付き、
投げサビキの針はサビキの仕掛けで5,6本で
針に疑似餌のようにスキンがついています。

アミエビやオキアミの撒き餌を入れるカゴは、
カゴ釣りと投げサビキの両方についていますが、
カゴの位置が違います。

カゴ釣りは釣り針より上、
投げサビキはサビキ針の下または上。

カゴ釣りと投げサビキの仕掛けの違いは、
針と餌、カゴの位置でした。

では、この違いが釣り方や釣れる魚、釣果に
どのように影響してくるのでしょうか。

カゴ釣りと投げサビキの違い

カゴ釣りと投げサビキの違い

まず、カゴ釣りは投げサビキと違って
投げても投げなくてもいいのです。

カゴを使った釣りならカゴ釣りなので。

しかし、カゴ釣りの仕掛けは撒き餌のカゴと
大物も釣れるように餌を付けた針を使います。

それなら、堤防の足元近くの小さい魚よりも
投げて大きめの魚を狙いたいですよね。

だから、カゴ釣りの人はちょい投げや投げ釣り
と同じくらい仕掛けを投げることが多いので
投げ釣りのように見えるのかもしれません。

ちなみに、50mから100m越えと
驚くほど遠くへ投げるカゴ釣りは遠投カゴ釣りという
技の名称が贈られています。

ここまで仕掛けを投げられるのはすごいですね。

では、カゴ釣りと投げサビキ、どちらも
投げる距離が同じで釣りのポイントも同じ場合、
狙いの魚は同じかというと、

同じようでいて違います。

まず、なぜ仕掛けを投げるのかというと、
足元近くだと小さい魚やエサ取りの魚が多く、
中型から大物の魚はあまりいません。

しかし、30m~50mくらいと離れると
大きめの魚が回遊している可能性が高くなるのです。

小さい魚をいっぱい釣るよりも大きな魚を狙いたい。

だから、仕掛けを沖に向かって投げるんですよね。

ここでカゴ釣りと投げサビキで違いがでるのが、
針の数が多いサビキの仕掛けであるか否か。

サビキの仕掛けは針の数も多く、
またハリスは投げサビキ用とはいえば
大物を何匹も釣りあげられるほど強くありません。

また、アミエビの疑似餌だけでは
大きめの魚でもアジは釣れますが、
釣れない魚もそこそこいます。

針の餌をつついて餌かどうか確認しながら
食べようとする魚は釣れません。

もちろん、飢餓状態にある魚ならどんな餌でも
食べられると思えば釣れるかもしれませんが。

だから、投げサビキでは、大きい魚を狙うとしても
大人気のアジ、あとはサバやイワシと
サビキ釣りで釣れる魚の大物を狙います。

一方カゴ釣りの仕掛けは、
撒き餌が入ったカゴと餌がついた針が1本。

撒き餌で大きな魚の餌になる小物とつられた大物を
寄せながら、餌のついた針で仕留めます。

釣りたい魚がいる棚を狙えば、
表層から中層ならイナダやソウダガツオ、
下層ならカンパチなど青物やマダイ、イサキなど
堤防の足元では狙えない大物の魚が釣れます。

ここまでのところを整理すると、
投げサビキなら大きめのアジ、イワシ、サバ狙い、
投げるカゴ釣りなら、青物やマダイ、イサキなど
棚を狙えばそこにいる中型から大型の魚が釣れます。

となると、投げサビキのメリットがあまりない
と感じるかもしれません。

しかし、もちろん、メリットはあります。

まず、堤防の足元でのサビキ釣りの仕掛けを
流用して投げサビキができること。

餌はアミエビの疑似餌だけなので、
手は汚さずに餌もカゴに簡単に入れられます。

また、針に餌をつけないので、
エサ取りの魚を気にする必要はなくなります。

狙う大型の魚がアジ、サバ、イワシなら
投げサビキも活躍すること間違いなしですね。

これまで投げサビキとカゴ釣りについて
違いをご紹介しました。

次はもう一つのカゴ釣りである
遠投カゴ釣りとの違いをご紹介します。

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投げサビキと遠投カゴ釣りの違い

投げサビキと遠投カゴ釣りの仕掛けの違い

遠投カゴ釣りの仕掛け

投げサビキの仕掛はサビキの仕掛けを
投げやすいように工夫したもの。

遠投カゴ釣りの仕掛けは、
カゴ釣りを遠投できるように
ウキやカゴの形や仕掛けを工夫したもの。

特にウキの形はロケットのような形のものを
よく見かけます。

浮きを見ただけで飛距離が伸びそうな形。

そんな遠投かご釣りは、
50m越えから100m以上と沖に向かって
かなり遠くに投げるので、
沖で釣れる大物の魚が期待できますね。

餌もカゴに入った撒き餌のアミエビと
針につけた餌の2つで魚に攻めます。

投げサビキと遠投カゴ釣りとの違い

投げサビキと遠投カゴ釣りとの違い

投げサビキとカゴ釣りとの違いと
基本的には同じです。

違いは、遠投カゴ釣りは投げサビキよりも
かなり遠くへ仕掛けを投げること。

投げサビキの仕掛けでは、遠投カゴ釣りのように
50m越えから100m以上と遠くに投げることは
考えられていません。

仕掛けを飛距離を伸ばして遠くに投げると、
ウキや針、カゴなどの仕掛けが
絡まるなどのトラブルも起こりやすくなります。

複数の針がついたサビキ仕掛けで天秤も使わない
という投げサビキの仕掛けでは、
むしろ、遠投カゴ釣りと同じくらい遠くへは
投げないことをおすすめします。

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カゴ釣りと投げサビキの違いはこれ!まとめ

カゴ釣りと投げサビキの違いと、
投げサビキと遠投カゴ釣りの違い
についてご紹介しました。

投げサビキで狙う魚は投げたとしても
アジ、サバ、イワシ。

カゴ釣りや遠投カゴ釣りでは、
沖にいるカンパチやイサキ、マダイなど
大物を狙うことができます。

どこまで投げるかは釣り場の様子と腕次第。

船に乗らなくても堤防(波止)で大物が狙える
というのは手軽に楽しめてうれしいですね。

ぜひ、大物狙いの釣竿を出しましょう。

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