気軽に楽しめる護岸(波止)からの釣り。
しかし、釣り場によっては
撒き餌やコマセ禁止や、
コマセは禁止だけどサビキはOK
となっている場所があります。
でも、コマセとサビキって、
コマセは撒き餌でサビキは釣り方と
ちょっと分かりにくいですよね。
というか私は分かりませんでした。
そこで今回は、釣り場の禁止項目の
コマセとサビキに関することの
意味について整理してお伝えします。
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コマセとサビキの違いは?
コマセは禁止だけどサビキはOK。
そんな看板を漁港や海釣り公園などの
釣り場で見かけることがあります。
でも、コマセとサビキって並べて語るもの?
と思いますよね。
コマセは撒き餌だし、
サビキは撒き餌を使った釣り方の一つなので。
そこでまずはコマセの意味をチェック。
コマセとはアミエビやオキアミなどを使って
魚をおびき寄せるために海に撒く撒き餌のこと。
護岸(波止)に釣りに行ったときに
バケツいっぱいに入ったコマセを
大きいスプーンですくって海に撒いている
釣り人を見かけたことがあると思います。
コマセ釣りやフカセ釣りの方法ですね。
つい、海に撒かれた餌を眺めて
もったいないと思ってしまう私には
合わない釣り方だなぁと思ってしまいます。
一方、サビキはサビキ釣りの仕掛けで、
オモリのついたカゴにアミエビやオキアミを入れ
疑似餌の針で魚を釣る釣り方のこと。
サビキのカゴに入れた餌は撒き餌の役割なので
コマセともいえますね。
では、あえて、
コマセ禁止。サビキ釣り可。
という言葉があるのはなぜでしょうか。
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コマセ禁止でサビキ釣り可とは
コマセとサビキ釣りは釣り場を汚す
サビキ釣りやコマセ釣り、フカセ釣りなど
アミエビやオキアミを含む撒き餌で
釣りをしたことがあるでしょうか。
サビキ釣りでアミエビをよく使うので、
アミエビの撒き餌についていうと、
においが臭いし汚れが残るのです。
また、撒き餌の汚れは時間が経つにしたがって
においが強くなるのが困りもの。
そんな汚れが漁港や海釣り公園、
海浜公園や護岸(波止)に残っていると
放っておけないので掃除が必要になります。
これって放置ごみと同じく迷惑ですよね。
だから、釣り場によっては、
コマセやサビキが禁止されているのです。
もちろん、禁止でない釣り場でも、
サビキ釣りでアミエビを吸い込みバケツから
カゴに入れるときはアミエビと水分が
飛び散らないように気を付けてはいます。
また、釣りが終わったときには、
バケツで海水をくみ上げてから、
撒き餌がこぼれているだろう場所を
海水で汚れを流すようにしています。
では、コマセは禁止だけどサビキはOK
というのはどういうことでしょうか。
コマセの釣りはサビキ釣りより〇〇が多い
コマセ釣りやフカセ釣りなど
撒き餌をスプーンで海に撒く釣りは、
撒き餌の量がサビキ釣りより多いもの。
撒き餌の量が多いほど、
護岸(波止)や漁港、海浜公園などの釣り場を
汚す可能性が高まります。
だから、敬遠されてしまうのでしょう。
サビキ釣りは大目に見てもらえているなら
禁止されないように注意したいですね。
また、コマセ釣りやフカセ釣りなど
撒き餌をスプーンでまく釣りは
サビキ釣りより撒き餌の量がかなり多い。
すると、海中には魚が食べきれない餌が
残ってしまい沈殿する場合も考えられます。
撒き餌の材料によっては、
海底の岩場や海藻などの環境を
変えてしまうかもしれません。
この点も、サビキ釣りはまだしも
コマセ釣りやフカセ釣りなど
コマセを多く使う釣りは禁止される
原因かもしれませんね。
なお、サビキ釣りには触れずに
コマセ禁止や撒き餌禁止の釣り場では、
サビキ釣りも禁止の可能性もあります。
その釣り場では、サビキ釣りは大丈夫なのか
釣り場に詳しそうな人に確認した方が
心置きなく釣りを楽しめると思います。
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コマセとサビキの違いのまとめ
コマセとサビキの違いについて
釣り禁止という観点から
意味と理由についてご紹介しました。
コマセは撒き餌のことで
コマセ釣りやフカセ釣り、サビキ釣りは
コマセを使った釣りのこと。
でも、コマセの撒き方が、
コマセ釣りやフカセ釣りはスプーンで撒き、
サビキ釣りはカゴに詰めて撒きます。
その違いが、釣りで使うコマセの量に
大きく影響してくるのです。
コマセを多く使うことで
釣り場や海の汚れがひどくなることを
懸念されるために禁止だと思います。
釣り場には立ち入り禁止を含めて
いろんな禁止事項があります。
釣りを禁止されないように
気をつけて釣りを楽しみたいですね。
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